アラスカンマラミュートの莱夢がドッグショーの歴史や目的、審査のポイントなどについて紹介しています。

アラスカンマラミュート Prime Snow 〜莱夢といた日々〜

 ドッグショーの概要 

ドッグショーの概要
  1. ドッグショーとは
  2. ドッグショーの目的
  3. 審査のポイント
  4. 年齢分け、クラス分け
  5. 審査方法
  6. 入賞とCCの付与について

 1. ドッグショーとは

 ドッグショーは基本的には犬種の理想とされるスタンダードをもとに比較審査する「品評会」です。

 ドッグショーは一般に1859年にイギリスのニューカッスルで開かれたのが始まりといわれています。以後、鉄道などの輸送網の発達によって地域的スケールから全国スケールへと拡大されますが、ルールが不徹底なためトラブルが続出しました。そこで、ショーの管理、法的規制を含めたルール作りを目的とした機関:ケネルクラブが、1873年に創立され、以後ケネルクラブの管理下、全国規模のドッグショーが開催されるに至りました。

 2. ドッグショーの目的

 犬種にはそれぞれ原産国のケンネルが定めた理想の姿(スタンダード)があります。ドッグショーでは、スタンダードに近い犬を選出し表彰することにより、さらによい血統を作り出し、優れた犬を繁殖していこうとする努力を奨励する目的があります。

 3. 審査のポイン

 純粋犬種には、犬種ごとに理想とされている標準(スタンダード)があります。審査員はそれぞれを次の6つのポイントから審査しています。
タイプ
 ある犬種の特色を示す特有の質のことで、スタンダードの本質の具体化をタイプといいます。
クオリティー
 タイプで表現された特色(犬質)の充実度や洗練度のことを指します。
コンディション
 スポーツ選手がコンディションに気を配るように、犬も当日の健康状態や精神状態の調整が必要です。
サウンドネス
 精神的にも肉体的にも健康な状態であるか確認します。おびえたり過度に攻撃的であったり、骨格や筋肉の状態や、歯の噛み合わせが悪くてはいけません。
バランス
 いくら一部が秀でていても、全体の調和がとれていなければいけません。魅力的な各部のポイントが全体の感じを損なわず、かえってその犬全体を魅力的にしていることが大切です。
キャラクター
 ドッグショー会場の中を他の犬と歩く時でも、何か光り輝くものがある、ひときわ目立つマナーがいいというような魅力もドッグショーでは大切なことです。

 4. 年齢分け、クラス分け

 ドッグショーは下の表にあるようなクラスに分けられます。
 犬種部会展、連合会展、FCIインターナショナル・ドッグショーにおいて単犬種40頭以上の場合、単独システムが組まれます。
 その場合各クラスは、それぞれオープンラスと自家繁殖クラスに分けられます。又、各犬種によって第1グループから第10グループに、グループ分けられます。アラスカンマラミュートは第5グループのスピッツ&プリミティブ・タイプ(スピッツタイプと原始タイプの犬種)に属しています。

2000年4月1日以降、連合会展のみ、10グループから11グループに変更となり、「日本犬」が追加されました。
繁殖者から一度も名義変更されていない犬を「自家繁殖犬」と呼びます。

ショーの種類 出陳
クラス区分
年齢
ベビーマッチショー ベビークラス 生後4ヶ月〜満6ヶ月
パピーマッチショー パピークラス 生後6ヶ月1日〜満9ヶ月
チャンピオンシップショー ジュニアクラス 生後9ヶ月1日〜満1才3ヶ月
ヤングアダルト
クラス
生後1才3ヶ月1日〜満2才
アダルトクラス 生後2才1日〜
チャンピオン
クラス
生後満9ヶ月1日〜の
チャンピオン犬

 5. 審査方法   ←Click here!

審査はトーナメント方式で行われます。
 (1)クラス1席の選出
 最初にそれぞれ同じ犬種の中から、チャンピオンクラスを除く牡牝各クラスの1席を選出します。

 (2)WD・WBの選出
 各クラスの1席に選ばれた犬の中から、牡はWD(Winners Dog)、牝はWB(Winners Bitch)を選出します。

 (3)BOB(Best Of Breed)の選出
 WD・WBは牡牝各チャンピオンクラスに進み、牡牝一頭ずつのBOB(Best Of Breed)を選出します。つまり、その犬種の牡牝代表犬が決まります。(ここまでを「ブリード審査」と呼びます。)

 (4)EXG(Excellent Group)の選出
 次にこのBOB(各犬種の代表)を獲得した犬の中から、牡、牝13頭ずつEXG(Excellent Group)を選出します。つまりこの13頭はすべて違う犬種になります。(これを「エクセレントグループ審査」と呼びます。)
 なお、連合会展やFCIインターナショナルドッグショーでは、EXGの選出はしません。BOBを獲得した犬を各グループに分け、グループ入賞犬を選出します。(これを「グループ審査」と呼びます。)

 (5)KINGとR.KINGの選出
 そしてこのEXGを獲得した犬の中から3頭を選出し、牡の一席にあたるKINGと残り2頭をR.KING(Reserve King)とします。
 なお、連合会展やFCIインターナショナルドッグショーでは、グループ代表犬(グループ審査で1席を獲得した犬)10頭(日本犬を11Gとした場合は11頭)から3頭を選出し、牡の一席にあたるKINGと残り2頭をR.KING(Reserve King)とします。

 (6)牝のQUEENとR.QUEENの選出
 同様に、牝のQUEENとR.QUEENを選出されます。

 (7)BISの選出
 そして最後にKINGとQUEENのどちらかがそのドッグショーの最高栄誉であるBIS(Best In Show)に輝きます。

これは一般的なドッグショーの場合です。若干システムが違う場合もあります。


 6. 入賞とCCの付与について

全犬種展・犬種群展
 WD(ウイーナーズ・ドッグ)、WB(ウイーナーズ・ビッチ)審査
1)チャンピオンクラスを除く当該ショー区分(ベビーマッチショー、パピーマッチショー、チャンピオンシップショー)の牡牝ごとに2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があればウィナーズの 賞位とリボンが付与されます。
2)但し、CC(以下、CCについてはチャンピオンシップショーのみ)は3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 BOB(ベスト・オブ・ブリード)審査
1)当該ショー区分の牡牝ごとに2頭以上(当該犬含む)の出陳犬があればBOBの賞位とロゼットが 付与されます。
2)1頭の場合は、グループ選出資格犬としてロゼットが付与されます。
3)但し、CCは、3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。
4)FCI展については、CACIB(キャシブ)が付与されます。2頭から選出されたBOBであってもブリードキャシブが付与され、次席犬にはR.CACIB(リザーブキャシブ)が付与されます。

 グループ及びEXG(エクセレント・グループ)審査
1)入賞数の枠内であれば、ブリード審査までの頭数に係わりなくグループ又はEXGの賞位が付与されます。
2)ブリード審査まででCC及びブリードキャシブ(FCI展のみ)を取得していない入賞犬に ついては、CC及びグループキャシブ(FCI展のみ)が付与されます。
3)但し、グループ及びEXG審査の頭数に係わりなく、ジャッジが当該賞位及びCCに ふさわしくないと判断した場合は付与されません。

単犬種展・単独システム犬種
 EX(エクセレント)
1)クラスに2頭以上の出陳犬があれば、EXの賞位とロゼットが付与されます。
2)但し、CCについては、クラスに3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 WD(ウイーナーズ・ドッグ)、WB(ウイーナーズ・ビッチ)審査
1)チャンピオンクラスを除く当該ショー区分(ベビーマッチショー、パピーマッチショー、チャンピオンシップショー)の牡牝ごとに2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があればウィナーズの 賞位とリボンが付与されます。
2)但し、CC(以下、CCについてはチャンピオンシップショーのみ)は3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 RWD(リザーブ・ウイナーズドッグ),RWB(リザーブ・ウイナーズビッチ)
1)WD又はWB,及びチャンピオンクラスを除く当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば、RWD又はRWBの賞位とロゼットが付与されます。
2)但し、CCは3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 単犬種展のBD,BB
1)当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば、BD又はBBの賞位とロゼットが付与されます。
2)但し、CCは3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 BOB(ベスト・オブ・ブリード)審査
1)当該ショー区分の牡牝ごとに2頭以上(当該犬含む)の出陳犬があればBOBの賞位とロゼットが 付与されます。
2)1頭の場合は、グループ選出資格犬としてロゼットが付与されます。
3)但し、CCは、3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。
4)FCI展については、CACIB(キャシブ)が付与されます。2頭から選出されたBOBであってもブリードキャシブが付与され、次席犬にはR.CACIB(リザーブキャシブ)が付与されます。

 単犬種展のBISS(ベストインスペシャリティショー),BOS(ベストオブオポジットセックス)
1)BISSの賞位とロゼットは、当該ショー区分毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば付与されます。
2)但し、BISSへのCCは3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。
3)BOSの賞位とロゼットは当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば付与されす。

 AOM(Award of Merit)アワードオブメリット
チャンピオンクラスの出陳頭数が多い犬種を考慮して、チャンピオンクラス及びウイナーズドッグ(又は、ウイナーズビッチ)から、BOB選出に続いて次の定数枠内でアワードオブメリットが選出されます。